臨床工学部の取り組み
当施設では、10名の臨床工学技士が日々患者様の治療に従事しています。
また、個人用透析装置5台、多人数用透析装置50台、計55台の透析装置、さらにその他の医療機器についての保守管理も行っています。があり、無酢酸透析(AFBF、カーボスター)も可能です。また、オンラインHDF治療も可能な装置も一部対応させています。
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1、当施設の透析装置
当施設では個人用透析装置5台、多人数用透析装置50台、計55台の装置があります。治療はHD、HDF(on-line HDF、off-line HDF)、さらに無酢酸透析(AFBF、カーボスター)といった幅広い治療が行っています。
2、治療中の管理
透析施行中、適切な治療が行えているか、装置は正常に動作しているか、必ず確認し、それと同時に、透析治療を取り巻く様々な機器が正常に動作しているかも毎日チェックしています。
また、患者様の穿刺はもちろん、患者様個々の透析条件の管理もコンピュータ管理しています。
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3、水質管理
透析治療において必要不可欠な水質管理は専用の管理室を設け、毎月に定められたポイント、日程で透析液をサンプリング、また年間で全台の装置からの透析液サンプリングを行い、し、エンドトキシン、および生菌数の測定を行っています。関連団体からのガイドラインを目標値と定め、徹底した管理を行っています。
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4、医療機器メンテナンス
透析装置のメンテナンスも臨床工学技士が1台1台行っています。それに伴い、メンテナンス技術の習得を目的とした外部の講習会への参加や、院内でのメンテナンス講習会も開催しています。また、その他の医療機器についても定期的なメンテナンスを行っています。
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5、バスキュラーアクセス管理
NIPRO社製「HD-02」を用いたバスキュラーアスセス管理をすることにより、定期的な検査を行い、アクセストラブルを未然に防げるように努めています。
6、血管内治療、手術
バスキュラーアクセスの治療として、血管内治療(バルーンによる拡張術)や手術を行っており、我々はそちらにも従事しています。
※詳しくは血管外科のページを参照してください。
7、透析効率管理
毎月の採血結果を基に、各患者様の透析効率を評価し、透析条件の検討を行っています。