医療機器メンテナンス

 

我々臨床工学部は、院内にある全ての医療機器 に対して、保守・点検も行っています。 当院には透析装置が55台あります。全装置に 対し、1年に1度の定期点検、その半年後に消耗 品交換と、年間を通して1台あたり2回点検を行 えるようにスケジュールを組んでおります。また、 機械室に設置している透析液を作製するA剤溶解 装置、B剤溶解装置、RO装置、セントラル供給 装置があります。A剤溶解装置、B剤溶解装置は 3ヶ月毎、セントラル供給装置は半年毎に定期点 検を行います。RO装置のプレフィルター、 チェックフィルターは3ヶ月毎に交換しています。 また、透析室には透析関連装置だけではなく、輸 液ポンプやセントラルモニタ、送信機などのME 機器もあり、半年毎に定期点検を行っています。 また前項で記載した「医療機器安全管理員会」 でも、各種医療機器のメンテナンスについても協 議し、問題点やそれに対する対策等の方針を考え ています。




メンテナンス


透析機器の定期点検を半年毎に行い、装置消耗部品の交換も各部品ごと(1~3年)で交換を行っています。また、各医療機器の定期点検なども定期的に行い、水処理装置等の点検もメーカー依頼し定期的に行っています。日常的な点検を行う事でトラブルがあった際にも迅速な対応がとれるよう心がけ、メンテナンスを定期的に行う事により、治療・安全面でも万全を期しています。
※装置使用頻度により部品交換の期間は、異なります。




透析装置だけでなく、透析室内にある輸液ポンプやセントラルモニタ、送信機、オペ室内の電気メスやベッドサイドモニタなど各種医療機器の日常点検、定期点検も行っております。